「在宅でスキルを身につけたいのに、見学に行ったら通所を勧められた」
「ホームページに『在宅可』と書いてあるのに、なぜ?」
この記事にたどり着いた方の多くが、その矛盾にぶつかっているはずです。
実はこれ、事業所側の事情によるものです。私は就労移行支援の運営側にいたので、その構造を知っています。
まず正直に言います。「本当に在宅で利用できる事業所」は業界全体の中でごく一部です。 しかし、その少数の事業所を正しく選べば、自宅にいながらITスキルを習得し、テレワークで就職することは現実的に可能です。
- 「在宅OK」なのに通所を求められる本当の理由と、見分ける2つの質問
- 在宅訓練から在宅就労を目指せる事業所を5つ、正直に比較できる
- 自治体の許可を勝ち取るための具体的な交渉術が分かる
結論|在宅で使えるかを決めるのは自治体。事業所は「申請実績」で選ぶ
先に結論を書きます。在宅で通えるかを決めるのは、事業所ではなく、あなたが住む自治体です。事業所のホームページに「在宅可」と書いてあっても、自治体が認めなければ在宅にはなりません。だから事業所は「在宅の支給決定を取った実績があるか」で選びます。この記事で紹介する5つは、その実績がある事業所です。
- 在宅訓練の可否は、事業所ではなく自治体が決めます。だから事業所には「在宅の支給決定を取った実績はありますか」と最初に聞きます
- 一切外出しない形は、多くの自治体で認められていません。週1回から月1回程度の通所か、職員の居宅訪問が条件になります
- 通えない理由は、主治医に診断書へ書いてもらいます。「不安だから」という伝え方では許可が下りません
運営側の視点見学で「在宅もできますよ」と言われても、希望を聞いただけのことがあります。「これまで何人、在宅の支給決定を取れましたか」と人数で聞くと、体制があるかどうかがはっきりします。
「完全在宅」は原則できない|月1回の通所と、頼める配慮
在宅で利用する場合でも、通所が完全になくなるわけではありません。ここを知らずに申し込むと、見学の場で話が合わなくなります。
多くの自治体では、在宅訓練を利用する場合でも「原則として月の利用日数のうち最低1日は、事業所への通所または職員による居宅訪問が必要」と定めています。
「一切外出しなくていい」という前提で探している方は、この要件を事前に確認してください。月1回でも通所が困難な方は、「居宅訪問対応があるか」を見学時に必ず確認してください。
月1回でも、通所そのものが軽くない方はいます。満員電車、事業所内の話し声や照明、初対面の職員とのやり取り——通勤が重いのか、人と会うことが重いのか、感覚過敏で場所が重いのかは人によって違います。どこが重いのかを言葉にしておくと、次の配慮を頼みやすくなります。
通所日について、合理的配慮として頼めること
- 通所を、混雑する時間帯を外した時間に変えてもらう
- 通所日は午後だけ、1〜2時間だけにしてもらう
- 通所の代わりに、職員に自宅へ来てもらう(居宅訪問)
- 面談をオンラインに替えてもらう、連絡をテキストにしてもらう
- 通所日は、人の少ない席や個室を使わせてもらう
なお、自治体と事業所には診断名と、通えない理由を伝える必要があります。在宅の必要性を説明する材料がそれしかないためです。就職するときに企業へ障害を開示するか(オープン就労)、伏せるか(クローズ就労)は、これとは別の判断で、あとから決められます。


在宅就労移行支援を選ぶべき人・そうでない人
まず自分が当てはまるかを確認してください。
こんな人に向いています
- 対人不安・パニック障害・感覚過敏で外出が困難
- 電車・バスの通勤が体力的に続かない
- 在宅ワーク(テレワーク)での就職を最初から目指したい
- 自分のペースで黙々と学習できる
- eラーニングで自己管理しながら進める自信がある
こんな人には向いていません
- 強制力がないと学習が続かないタイプ(→通所型推奨)
- 仲間との切磋琢磨や対面指導がモチベーションになる人
- AIやデータサイエンスなど高度な専門職を目指している
- 体調がほぼ安定しており、通所が可能な方
もう1つ、2026年に見ておきたいのが生成AI(ChatGPTなど)を学習に使えるかです。AIの専門職を目指すという話ではなく、学習のツールとしての話です。在宅では支援員がその場にいないため、詰まったところをすぐ聞ける相手がいるかどうかが進み方を変えます。人に質問するのが苦手な方ほど効きますが、カリキュラムに入っているかは事業所によって差があります。


「在宅OK」なのに断られる2つの本当の理由
見学に行って在宅希望を伝えたら断られた。その背景を正直に書きます。
就労移行支援の報酬(売上)は、利用者が事業所に通所した日数に応じて行政から支払われる構造になっています。在宅訓練よりも通所の方が報酬単価が高い、または安定する仕組みのため、「生活リズムを整えるため」という名目で通所を推奨する事業所があります。
在宅訓練を開始するには、事業所が自治体(役所)に「この利用者に在宅が必要な理由」を説明し、特別な許可を得る必要があります。このノウハウを持たない事業所は「まずは通所で」と先送りしがちです。在宅実績が豊富な事業所を選ぶことが、許可を得るための最短ルートです。
「本物の在宅」と「なんちゃって在宅」を見分ける2つの質問
事業所の見学時に必ずこの2つを聞いてください。
- 質問①「在宅利用者への学習管理はチャットだけで完結しますか?」
-
電話・Zoom必須の事業所は、対人不安がある方にとって毎朝の連絡そのものがストレスになります。Slack・ChatworkなどのテキストチャットだけでOKな事業所かどうかを確認してください。
- 質問②「在宅で質問した場合、平均何分で返答が来ますか?」
-
通所利用者を優先して在宅利用者への返信が「半日後」になる事業所は、本物の在宅体制とは言えません。「即レス体制がある」と答えられる事業所を選んでください。
2026年4月、厚生労働省が「不適切な在宅支援が散見される」と通知を出した
「なんちゃって在宅」は、こちらの見立てだけではありません。厚生労働省は2026年4月13日、都道府県・指定都市・中核市あてに「就労移行支援事業、就労継続支援事業(A型、B型)における在宅支援の要件遵守の徹底について」という事務連絡を出しました。そこには、「在宅支援と称して、(中略)就労に必要な知識及び能力の向上に寄与しない自習を行わせているなど、就労支援の実態が認められない不適切な事業運営が散見されている」と書かれています。
つまり、教材を渡して放っておくだけの在宅は、国が問題視している形です。見学のときに次の項目を聞けば、その事業所が要件どおりに運営しているかが分かります。どれも平成19年の留意事項通知で決まっている内容なので、答えられない事業所のほうがおかしい、という聞き方ができます。
| 国が決めている要件 | 見学で聞くこと |
|---|---|
| 1日2回は連絡・助言・進捗確認を行い、日報を作る | 「在宅の日は、1日に何回こちらへ連絡が来ますか。日報はどう書きますか」 |
| 週1回は訪問・通所・ICT機器のいずれかで評価する | 「週1回の評価は、通所ですか訪問ですか、それともオンラインですか」 |
| 月の利用日数のうち原則1日は訪問か通所で達成度を評価する | 「月に最低何日、事業所へ行くか、来てもらう必要がありますか」 |
| 緊急時に職員が速やかに駆けつけられる体制 | 「在宅中に体調が急に悪くなったとき、誰がどう動きますか」 |
| 運営規程に、在宅で実施する訓練内容と支援内容を明記する | 「運営規程に在宅の訓練内容は書かれていますか。見せてもらえますか」 |
もう1つ、この事務連絡は在宅の入口についても書いています。在宅利用の対象は「在宅でのサービス利用による支援効果が認められると市町村が判断した利用者」で、希望があれば在宅を認める、という運用は適切ではないとされました。事前に本人の同意を取り、市町村がアセスメントで判断することが前提です。事業所が「うちは在宅OKです」と言っても、決めるのは自治体だという構造は変わっていません。
同じ事務連絡に、令和9年度の障害福祉サービス等報酬改定で在宅支援の見直しを検討していると書かれています。いま在宅で通い始める方は、途中で通所日数などの条件が変わる可能性があることを、見学のときに事業所へ伝えて相談しておいてください。
在宅で通える就労移行支援おすすめ5選
自治体への在宅申請実績があり、在宅対応の体制が整備されている事業所を厳選しました。
5選の早見表
強み 条件つき 不向き
| 選ぶときの条件 | manaby | LITALICOワークス | Kaien | Cocorport | キズキBC |
|---|---|---|---|---|---|
| 在宅訓練が主体 | 主体 | 一部 | 主体 | 一部 | 一部 |
| IT・Web系スキルに強い | 強い | 基礎まで | 強い | 基礎まで | 強い |
| 完全オンライン拠点あり | あり | なし | あり | なし | なし |
| 全国どこでも利用可 | 全国 | 全国 | エリア限定 | 全国 | エリア限定 |
| 一般雇用枠への就職実績 | 一部 | 一部 | 一部 | 一部 | あり |
| 週1日〜の低頻度通所OK | できる | できる | できる | 条件つき | 条件つき |
manaby(マナビー)|在宅就労のパイオニア・IT特化の本格在宅特化
在宅でITスキルを身につけてテレワーク就職を目指すなら、現時点でmanabyが最有力です。


- 都内多数+在宅可
- eラーニング1,500講座
- 在宅就労率20.4%(2025年7月)
独自開発のeラーニングシステム「マナe」で1,500以上の動画講座を自分のペースで受講できます。Webデザイン・動画編集・プログラミング・事務スキルを在宅で学び、そのままテレワーク就職を目指せるルートが業界で最も確立されています。
主な都内拠点・アクセス
- 秋葉原(台東区):末広町駅徒歩3分
- 駒込(豊島区):駒込駅徒歩1分
- 吉祥寺・府中・町田・八王子(多摩エリア)
- 在宅訓練は全国各地の拠点で対応(自治体許可が前提)
公式実績データ
- 就職後6ヶ月定着率
-
85.7%(2024年2月時点・公式)
- 在宅就労率
-
20.4%(2025年7月時点・公式)
- Googleレビュー平均
-
4.1 4.1(132件・2025年8月時点)
manabyが向いている人 / 向いていない人
こんな人に向いています
- 外出が困難または在宅勤務を最初から目指している
- 自分のペースで学習を進められる
- 多摩・地方在住で通所が難しい
こんな人には向いていません
- 強制力がないと学習が続かないタイプ
- 高度なシステム開発・AI職を目指したい
- チーム制作での実績を積みたい
manabyの体験談・口コミ
5.0 5.0
スタッフさんが親身に話を聴いてくださるので楽しく通えます。卒業し定着支援も終わりましたが、「これからも困ったことがあれば相談してください」と言っていただき、また顔を見せに行きたいです。
出典:粟井洸希さん・Googleレビュー
4.0 4.0
在宅訓練ができるので体調や生活リズムを無理なく整えながら利用できました。訓練はeラーニング中心で自分のペースで進められます。内容も事務・ライティング・プログラミング・デザイン・動画制作と幅広い。スタッフも親身に話を聞いてくれた。
出典:長いこゆびさん・Googleレビュー
3.0 3.0
eラーニングスタイルは自分のペースで進めるため自己管理が必要。「放任主義」と感じる人もいる。グループワークの機会が少なく、対人スキルを鍛えたい人には物足りない面もある。
出典:長いこゆびさん・Googleレビュー
「通所させないと給付費が下がる」という業界の構造の中で、あえて在宅訓練に特化することで独自のポジションを確立しています。
自治体への在宅申請ノウハウが他社とは桁違いに豊富で、「役所に許可が下りるか不安」という方には最もおすすめです。
ただし在宅訓練にも月1日の通所または職員訪問が必要な自治体が多く、「完全引きこもりOK」ではありません。


在宅でITスキルを身につけて就職したい方へ
Cocorport(ココルポート)|全国80拠点超×ハイブリッド在宅×5,000講座
全国80拠点以上を持つ大手。「週1〜2日通所+残り在宅」のハイブリッド形式で利用しやすい事業所です。


- 全国80拠点以上
- eラーニング5,000講座以上
- 交通費・昼食無料の拠点あり
独自のeラーニングシステムで5,000以上の動画講座を提供。プログラミング・Webデザイン・Excel・語学まで幅広く、自分の適性を探す段階の方にも向いています。
在宅訓練の特徴
- eラーニング在宅学習:自宅からフルアクセス可能
- ハイブリッド推奨:週1〜2日通所+残り在宅が最も多いパターン
- 月に数回のオンライン面談で進捗管理
公式実績データ
- 拠点数
-
全国80拠点以上(2025年5月時点)
- eラーニング講座数
-
5,000以上(毎月15〜30コンテンツ追加)
- 2024年度就職者数
-
893人(1事業所あたり全国平均の約3倍)
Cocorportが向いている人 / 向いていない人
こんな人に向いています
- 「週1回だけ通所・残り在宅」のハイブリッド利用を希望している
- 大量のコンテンツの中から自分の適性を探したい
- 交通費・昼食無料などの経済的サポートを活用したい
こんな人には向いていません
- 通所が月1回すら難しい方(ハイブリッド通所が基本)
- IT専門職への特化した指導を求めている人
Cocorportの体験談・口コミ
5.0 5.0
スタッフの皆様がとても親切で親しみやすい利用者さんが何名かいて安心感が得られます。充実したカリキュラムが多くて自分に合ったプログラム・個別訓練が選べて就活に役立ちました。
出典:石塚聖里花さん・Googleレビュー(武蔵浦和Office)
4.0 4.0
就労経験がなかったが、ExcelやWordなどの基本的なPC操作を覚えられた。もともと希望していた事務職に就職でき、無理なく働けているので感謝している。
出典:Googleレビュー・卒業生
2.0 2.0
スタッフの異動・退職が多く、担当が4人目になった。その時々のスタッフによって支援の質が大きく変わる。事業所によっては当たり外れがある。Googleマップの評価も拠点によって2.8〜4.5と大きく差がある。
出典:Googleレビュー(大宮Office・大和Office)
80拠点以上あり、日本のほとんどの地域に拠点があります。
「週1回通所+在宅ハイブリッド」の交渉がしやすく、通所時の昼食・交通費無料など経済的サポートが手厚いのも大手の強みです。
ただし口コミで「スタッフによって支援の質が違う」という声は複数拠点で確認できます。見学時に「担当スタッフが変わった場合の引き継ぎ体制」を確認することを推奨します。


通所と在宅を組み合わせて続けたい方へ
LITALICOワークス|全国158拠点・全拠点で在宅訓練対応の最大手
LITALICOワークスは全国158拠点(2025年6月時点)のすべてで在宅訓練に対応している、業界最大手の就労移行支援です。


- 全国158拠点(2025年6月)
- 全拠点で在宅訓練対応
- Googleレビュー平均★4以上
通所でも在宅でも、週1〜2日の短時間からスタートできる柔軟な設計が特徴です。ビジネスマナー・PCスキル・コミュニケーション・自己理解プログラムなど、あいさつや報告の仕方、体調の記録といった、働き始めてから必要になる習慣を整えるところに強みがあります。
全国の拠点について
全国158拠点以上(2025年6月末時点)。北海道から沖縄まで展開しており、地方在住の方でも近くの拠点を見つけやすいのが強みです。最新の拠点一覧は公式サイトでご確認ください。
公式実績データ
- 全拠点で在宅訓練対応(公式)
- 最新の就職率・定着率は公式サイトでご確認ください
- 就職実績
-
4,500か所以上の実習先・4,000か所以上の就職先
- Googleレビュー全国平均
-
4.0 4以上(104拠点集計・就労支援ガイド調べ)
LITALICOワークスが向いている人 / 向いていない人
こんな人に向いています
- 地方在住で近くに拠点が必要(全国158拠点)
- あいさつや報告、体調の記録から整えて就職を目指したい
- 週1〜2日の短時間から無理なくスタートしたい
こんな人には向いていません
- IT・Web制作などの高度な専門スキルを集中的に身につけたい
- 拠点によってスタッフの質にばらつきがあるため、相性の確認が必要
LITALICOワークスの体験談・口コミ
4.0 4.0
通い始めた頃は自宅から外に出ることもしんどく、予定通りに通所できないことがありましたが、電話やメールで状態を把握しながら担当スタッフさんとどんなシフトなら無理なく通えそうかを相談できてとても心強かったです。
出典:Miwa S.さん・Googleレビュー
4.0 4.0
ExcelやWord、PowerPointなどのオフィスソフトを使うことができ、問題集や使い方の本も置いてあるので、初めての方でも安心してパソコンを使うことができます。
出典:竹内ヒナタさん・Googleレビュー
3.0 3.0
スタッフさんの感じは良かったですが、報連相がなっていない事業所でした。拠点によって支援の質に大きな差があると感じた。利用をやめた後にソーシャルワーカーさんに聞くと、LITALICOは拠点によって評判が全然違うとのこと。
出典:Googleレビュー
158拠点すべてで在宅訓練に対応しています。当サイトで比較した中で全拠点が対応しているのはここだけで、「地方在住だが在宅で就労支援を受けたい」という方には最も選択肢が広い事業所です。
ただし拠点数が多いゆえにスタッフの質は拠点によって差があります。
「口コミが良い拠点」と「そうでない拠点」が混在しているため、必ず複数の拠点を比較するか、Googleレビューを確認してから決めてください。
職種を決めずに在宅利用を相談したい方へ
Kaien(カイエン)|完全オンライン専用拠点×発達障害特化
Kaienには通所型拠点の他に、物理的な店舗を持たない「オンライン専用拠点」があります。通所の負担を最小にしてKaienの支援を受けたい方向けの選択肢です(それでも月1日の通所か居宅訪問は要ります)。


- 完全オンライン専用拠点
- 発達障害特化15年
- ライブ配信授業あり
単なる動画視聴ではなく、ライブ配信授業・オンライン模擬職場での業務体験があります。「在宅中心で通いたいが、仲間とのつながりも持ちたい」という方に向いています。
在宅サービスの特徴
- オンライン専用拠点:在宅中心で訓練(月1日の通所か居宅訪問は要る)
- ライブ配信授業:リアルタイム受講・質問可能
- オンライン模擬職場:実際の業務に近い体験を在宅で実施
- チャット完結:SlackやChatworkでの報連相訓練
公式実績データ
- 最新の就職率・定着率は公式サイトでご確認ください
- 累計就職実績
-
2,000名超
- 企業提携数
-
200社以上
Kaienが向いている人 / 向いていない人
こんな人に向いています
- ASD・ADHDの特性があり、発達障害への深い理解がある環境で学びたい
- 動画の一方通行ではなく、双方向のライブ授業がほしい
- 在宅中心で通いたいが、適度なつながりも保ちたい
こんな人には向いていません
- 1人でコツコツ動画学習が合っている人(→ manaby推奨)
- 「居場所として通いたい」という目的の人(就職予備校的なスタイル)
Kaienの体験談・口コミ
4.0 4.0
報連相や同僚とのコミュニケーションなど仕事で躓きやすいポイントも含めて、就労を総合的・実践的に訓練できる環境です。プログラミング・デザイン・データ分析などIT専門スタッフへの相談ができる点も良かった。
出典:Googleレビュー・Kaien阿倍野拠点利用者
4.0 4.0
職場体験でお世話になった会社が障害特性を深く理解してくれ「是非うちに来てほしい」と言ってくれた。そのまま体験先の企業へ就職できた。Kaienが積み上げてきた企業との信頼関係が大きかったと思う。
出典:Googleレビュー・卒業生
2.0 2.0
カリキュラム自体はそこそこ良いが、事務スタッフの対応が最悪。利用者の希望を無視して否定ばかり。就職実績を出すために早期就職を急かされる。体験時の優しい対応に騙されないよう要注意。拠点によって当たり外れが大きい。
出典:Googleレビュー・利用者
Kaienのオンライン専用拠点は、「通所が困難」という理由で普通の事業所では受け入れられなかった人のための設計です。
オンライン上でも「実際の職場に近い体験」を提供するため、単なる動画学習に終わりません。ただし就職後の定着を最優先にするため、訓練の厳しさはmanabyより上です。
「拠点によって当たり外れがある」という口コミは事実なので、見学時に担当予定スタッフと必ず話してください。
オンライン専用拠点で在宅利用したい方へ
キズキビジネスカレッジ|一般雇用枠×IT×在宅訓練対応・Google★4.67
塾事業を起源に持つ株式会社キズキが運営する就労移行支援。在宅訓練対応かつ、一般雇用枠での就職実績が突出しています。


- Google★4.67(高評価)
- 在宅訓練OK(月1通所条件)
- 卒業生の半数が一般雇用
Webデザイン・Webマーケティング・動画制作・英語・会計など複合的なスキルを習得できます。一般雇用枠での就職実績が多く、年収500万円・初任給38万円といった高水準の就職事例もあります。
拠点・アクセス
在宅訓練は、月1回の通所が可能で市区町村の許可が出た場合に対応
- 神田校(東京・千代田区)
- 新宿御苑校・新宿校(東京)
- 八王子校(東京・多摩エリア)
- 横浜校(神奈川)
- 大阪梅田校・大阪梅田北校・神戸三宮校(関西)
公式実績データ
- 定着率
-
95%(2020年9月〜2025年11月集計・公式)
- 一般雇用率
-
58%(大手平均を大きく上回る水準・公式)
- Googleレビュー
-
4.6 4.67(高評価)
キズキビジネスカレッジが向いている人 / 向いていない人
こんな人に向いています
- 障害者雇用枠ではなく一般雇用枠を狙いたい
- IT職に限らず、Webマーケや会計など複合スキルで就職したい
- 拠点が東京・神奈川・関西にある方
こんな人には向いていません
- AI・データサイエンスの先端IT専門職を目指している人
- 関東・関西以外に在住の方(拠点が限定的)
- カリキュラム負荷が高いため、体調的に通所頻度が低い方
キズキビジネスカレッジの体験談・口コミ
5.0 5.0
退職後「もう何もできないかも」と落ち込みましたが、今は未経験から希望のWebデザイナー職で就職でき、週5で仕事を継続できています。気になる方はぜひ一度見学されてみてください。
出典:Googleレビュー(新宿校)
5.0 5.0
前職は休職・適応障害。「何度でもやり直せる社会をつくる」という理念のもと、スタッフが挫折からの復活を応援してくれました。Webライティングやデジタルマーケなど、就活や今の仕事にも役立つ専門スキルが学べた。
出典:Googleレビュー(横浜校)
3.0 3.0
カリキュラムのレベルが高く、ついていくのに必死だった。基礎から学びたい人には負荷が大きい。体調に波がある段階での入所は厳しい。
出典:第三者口コミサイト
キズキビジネスカレッジの最大の特徴は「一般雇用枠への就職」を高い水準で実現していることです。
在宅訓練は月1回の通所条件(市区町村許可が前提)で対応しています。ただしカリキュラム負荷は他社より高めで、体調が安定していない段階での入所は厳しいケースがあります。
「在宅で一般雇用枠を目指す」という特定の目標がある方に向いています。
一般雇用枠を狙いながら在宅で学びたい方へ
ここまでで気になる事業所が見つかったら、次にやることは1つです。
1社だけ見て決めず、2〜3社を見学・体験して比べてください。パンフレットや口コミでは分からず、実際に足を運んで初めて分かるのは次の3点です。
- 支援員との相性(毎日顔を合わせる相手が、自分に合う話し方をするか)
- 学習内容(カリキュラム名ではなく、実際に何を作り、どう就職につなげるのか)
- 通い続けられるか(通所ルートの負担、教室の音や人数、自分の体調との相性)
見学や相談は無料で、かかる費用は交通費くらいです(体験利用の扱いは事業所や自治体によって異なるため、申し込み時に確認してください)。
「見学に行ったら、断りづらくなるのでは」と身構えてしまうかもしれません。でも実際のところ、見学に来た方のうち通所まで進むのは半分以下です(事業所によって差はあります)。
「学習内容が思っていたものと違った」「難しくてついていけなそうだった」「毎日通うのはしんどそうだった」——見送る理由は人それぞれで、断られるのは事業所にとって日常です。気を遣う必要はありません。合わないと感じたら、そのまま帰って別の事業所を見に行けば大丈夫です。
在宅利用を勝ち取るための「役所の説得法」
事業所が決まった後、最大の難関は「自治体の許可を得ること」です。
「不安だから」「面倒だから」では許可は下りません。
「パニック障害により電車での移動が困難」「聴覚過敏や対人恐怖により集団環境での学習が著しく困難であり在宅訓練が必要」といった医学的根拠を主治医の診断書・意見書に明記してもらうことが最も効果的です。
在宅支援の実績がない事業所だと、役所から「適切な管理ができるのか」と疑われ却下される確率が上がります。
manabyのように在宅申請ノウハウが豊富なスタッフに役所での面談に同行してもらうのが近道です。事業所選びの段階で「自治体への在宅申請の実績はありますか?」と確認してください。
まとめ|在宅で通える就労移行支援の選び方
- 在宅で使えるかを決めるのは自治体。事業所は「在宅の支給決定を取った実績」で選ぶ
- 完全在宅は原則できない。週1回から月1回程度の通所か居宅訪問が条件。時間帯・時間の長さ・居宅訪問への変更は配慮として頼める
- 通えない理由は主治医の診断書に書いてもらう。役所への同行をしてもらえるかも事業所に聞く
「みんな事業所に通っているのに、自分は通えなくて情けない」——そう感じる必要はありません。無理に通所して体調を崩し、途中でやめてしまう方が失うものは大きくなります。
まず自宅でスキルを身につけ、体調が整ってから通所や外出の回数を増やしていく順番でかまいません。そのためにも、在宅の支給決定を取った実績がある事業所から見てください。


就労移行支援の在宅利用に関するFAQ
- 在宅中心の訓練から、完全在宅の仕事へ就職できますか?
-
可能です。ただし職種は限られます。Webデザイン・動画編集・コーディング・データ入力など「成果物重視のPC仕事」であれば、完全在宅での障害者雇用就職は現実的に目指せます。manabyの在宅就労率は20.4%(2025年7月時点)です。
- PCを持っていなくても大丈夫ですか?
-
事業所によって異なります。在宅訓練に必要なPCやWi-Fi機材の無料貸し出しを行っている拠点があります。在庫状況によって貸し出しできない場合もあるため、見学時に必ず確認してください。
- 最初は在宅で始めて、途中から通所に切り替えることはできますか?
-
可能であり、支援員からも推奨されるステップです。最初は週5日を在宅からスタートし、生活リズムが整ってきたら「週1回午後から通所してみる」というスモールステップが最も効果的です。
- 障害者手帳がなくても利用できますか?
-
医師の診断書があり、自治体が就労移行支援の利用を認めれば利用可能です。うつ病・適応障害・発達障害(ASD・ADHD)など手帳を持っていない方も多く利用しています。
- 費用はかかりますか?
-
0円で利用している方が多数です。負担上限月額は世帯の収入で決まり、生活保護受給世帯と市町村民税非課税世帯は0円、市町村民税課税世帯(所得割16万円未満)は9,300円、それ以外は37,200円です。所得を見る「世帯」の範囲は、18歳以上の方の場合は本人と配偶者です。事業所によっては「利用者の9割以上が自己負担0円」と案内していますが、この割合は各事業所が自社の利用者について公表している数字で、事業所ごとに異なります。自分がどの区分になるかは自治体の障害福祉窓口で確認してください。
- 評価について:5項目(公表実績・学習内容・資格や教材・通いやすさ・在宅対応)は各社の公表内容をもとに全社同じ基準で採点しています。実績が非公表の項目は中立の3.0点とし、盛りも下げもしません。提携の有無は評価・掲載順に影響しません。採点基準の詳細は運営者情報・編集方針に記載しています。
- 各サービスの紹介画像は、各社公式サイトのスクリーンショット(引用)です。画像の著作権は各運営会社に帰属します。掲載に問題がある場合はお問い合わせフォームからご連絡ください。
- 本記事は特性の理解と働き方の工夫を扱うものであり、医学的な診断・治療の助言を行うものではありません。心身の不調が続く場合は医療機関にご相談ください。
- 就労移行支援の利用条件・自己負担額・在宅訓練の可否は、お住まいの自治体の判断によって異なります。最新の条件は自治体の障害福祉窓口または各事業所にご確認ください。
- 厚生労働省 事務連絡「就労移行支援事業、就労継続支援事業(A型、B型)における在宅支援の要件遵守の徹底について」(令和8年4月13日・社会・援護局障害保健福祉部障害福祉課。就労支援の実態が認められない不適切な事業運営が散見/在宅利用の対象は市町村が支援効果を認めた利用者/1日2回の連絡と日報・週1回の評価・月1日の訪問または通所・緊急時対応/令和9年度報酬改定で見直しを検討) https://www.mhlw.go.jp/content/12201000/001694974.pdf (2026年9月11日確認)
- 厚生労働省「障害者の利用者負担」(負担上限月額の区分・所得を見る世帯の範囲) https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/shougaishahukushi/service/hutan1.html 取得日:2026-08-29
- manaby「就労移行支援の在宅訓練とは?」(在宅訓練は自治体の認可が必要/週1回から月1回程度の通所が求められる/在宅就労率20.4%・2025年7月時点) https://works.manaby.co.jp/column/39462/ 取得日:2026-08-29







